AIワプレスに、記事品質に関わる設定や生成工程を減らさず、OpenAI APIのテキスト処理料金を抑えられる「省エネモード」を追加しました。
記事の完成を急がない場合に、通常モードよりもAPIコストを優先して生成できる新機能です。
省エネモードとは
省エネモードは、OpenAIの「Flex processing」を利用して記事を生成する機能です。
通常より低い優先度で処理される代わりに、対応するAIモデルのテキスト処理料金を抑えられます。
AIワプレスでは、単に安価なAIモデルへ切り替えたり、記事生成の工程を省略したりする方法は採用していません。
記事品質に関わる設定や生成工程は変わりません
省エネモードをONにしても、次の内容は通常モードと同じです。
- 使用するAIモデル
- 記事テンプレや追加指示
- AIの推論設定
- SEO対策の設定
- AIO・LLMO対策の設定
- ユーザー重視やE-E-A-Tの設定
- 記事の最低文字数や見出し構成
- 参考記事や独自ルール
記事生成も、通常モードと同じ4段階で行います。
- 検索意図を分析
- 記事構成を作成
- 記事本文を生成
- SEO・品質を確認
省エネモードは、記事品質に関わる設定を削減する機能ではありません。処理の優先度を変更することで、テキストAPI料金を抑える仕組みです。
ただし、AIによる記事生成のため、通常モードと省エネモードで毎回まったく同じ文章が生成されるわけではありません。
通常モードと省エネモードの違い
| 比較項目 | 通常モード | 省エネモード |
|---|---|---|
| 使用するAIモデル | 同じ | 同じ |
| 記事テンプレ・指示 | 同じ | 同じ |
| 推論設定 | 同じ | 同じ |
| SEO・AIO/LLMO設定 | 維持 | 維持 |
| 品質確認 | 実施 | 実施 |
| テキストAPI料金 | 通常料金 | 低コスト |
| 処理時間 | 速さを優先 | コストを優先 |
| 混雑時の再試行 | 通常の処理 | 発生する場合あり |
| 画像生成料金 | 通常料金 | 通常料金 |
すぐに記事を完成させたい場合は通常モード、夜間の生成や複数記事の作成など、完了まで時間を取れる場合は省エネモードが適しています。
省エネモードの設定方法
省エネモードは、次の2か所から設定できます。
- 「記事を作る」画面
- 「記事テンプレ」の設定画面
記事を作る画面では、生成する記事に対して一時的に省エネモードを利用できます。
記事テンプレでONにした場合は、そのテンプレートを使用する記事へ省エネモードが適用されます。通常モードへ戻したい場合は、チェックを外してください。
省エネモードの初期設定はOFFです。
記事ごとのAPI概算料金も確認できます
「生成データ確認」では、API利用額を記録できた完了記事を対象に、1記事あたりの平均概算料金を円とドルで確認できます。
「生成履歴」では、生成した記事ごとの概算料金を確認できます。
円表示は、AIワプレスのAPI設定画面で登録した「1ドルの概算円レート」をもとに計算します。実際の請求額は、OpenAIの管理画面でご確認ください。
また、同じ記事テンプレの指示を繰り返し利用する場合に、OpenAIのプロンプトキャッシュが働きやすくなる調整も行っています。キャッシュの適用状況は、生成内容やOpenAI側の処理によって異なります。
省エネモードを利用する際の注意点
省エネモードは、通常モードよりも記事生成に時間がかかる場合があります。
OpenAI側が混雑している場合は、一時的に処理できず、AIワプレスが間隔を空けて自動再試行することがあります。完了時刻は保証されないため、公開時間が決まっている記事や、すぐに必要な記事には通常モードをご利用ください。
また、省エネモードで料金を抑えられるのは、主にテキスト処理部分です。
- アイキャッチ画像の生成料金
- Web検索の利用料金
- そのほかテキストトークン以外の料金
これらは省エネモードの割引対象に含まれません。そのため、記事全体のAPI料金が必ず一定の割合で安くなるわけではありません。
OpenAIのFlex processingについては、OpenAI公式ドキュメントでも、低コストと引き換えに処理時間が長くなり、一時的にリソースを利用できない場合がある処理方式として案内されています。
省エネモードでもSEO・AIO/LLMO対策は維持されますか?
はい。記事テンプレでSEOやAIO・LLMOなどの設定をONにしている場合、省エネモードでもその設定は維持されます。
省エネモードをONにしたことを理由に、検索意図の分析、記事構成の作成、本文生成、SEO・品質確認の工程が省略されることはありません。
どのような記事生成におすすめですか?
省エネモードは、次のような記事生成におすすめです。
- 夜間に記事を生成するとき
- 複数の記事をまとめて生成するとき
- CSVから大量の記事を生成するとき
- 公開を急がない記事を作成するとき
- 記事品質に関わる設定を維持しながらAPI料金を抑えたいとき
生成速度を優先したい場合は、これまでどおり通常モードをご利用ください。
品質とコストを考えて選べる記事生成へ
AIワプレスは、記事タイトルを入力するだけで、検索意図の分析から記事構成、本文、SEO・AIO/LLMO対策、WordPressへの保存まで自動で進めます。
今回追加した省エネモードにより、記事品質に関わる設定や生成工程を変えず、利用目的に応じて「生成速度」と「APIコスト」を選べるようになりました。
急ぎの記事には通常モード、時間に余裕がある記事には省エネモードをご活用ください。